これまでに10,000台以上の納入実績

タイテックの分液ロート振とう機は、累計で約10,000台以上の納入実績がございます。(*)
その抜粋をご紹介いたします。(50音順・敬称略)
(*)SR-2DS/2DWの前モデルでの実績を含みます。
(*)企業名および組織名は納入時点での名称です。現在は名称変更されている場合がございます。ご了承ください。

愛知県岡崎保健所、愛知県春日井保健所、愛知学院大学歯学部、旭化成(株)、アステラス製薬(株)物性研究所、伊勢崎市水道局、出光興産(株)中央研究所、岩手大学農学部、 エーザイ(株)創薬技術研究所、エスエス製薬(株)中央研究所、愛媛大学農学部、大阪産業大学工学部、大阪大学薬学部、大阪府立大学大学院、大塚製薬(株)生産本部、 岡山県環境保健センター、岡山県生物科学総合研究所、岡山県立大学保健福祉学部、岡山市食肉衛生検査所、岡山市水道局水質試験所、岡山市中央保健所、岡山大学環境理工学部、 沖縄県工業技術センター、花王(株)生物科学研究所、化学及血清療法研究所、学習院大学理学部、北里大学薬学部、キッコーマン(株)分析センター、岐阜県保健環境研究所、岐阜県畜産研究所、 岐阜大学医学部附属病院、岐阜薬科大学薬学部、キヤノン(株)、九州工業大学工学部、キユーピー(株)研究所、競走馬総合研究所、京都大学大学院工学研究科、京都府警察本部科学捜査研究所、 京都薬科大学薬学部、杏林製薬(株)研究センター、杏林大学保健学部、協和発酵工業(株)富士工場、キリンビール(株)医薬探索研究所、(株)クボタ技術開発研究所、熊本県立大学環境共生学部、 熊本大学医学部附属病院、(株)クラレ、呉羽化学工業(株)、群馬県中央食肉衛生検査所、神戸検疫所、神戸学院大学薬学部、コスモ石油(株)、さいたま市健康科学研究センター、 サッポロビール(株)醸造技術研究部、産業技術総合研究所、参天製薬(株)中央研究所、サントリー(株)技術開発センター、塩野義製薬(株)生産技術研究所、島根大学医学部、 昭和シェル石油(株)中央研究所、森林総合研究所、スタンレー電気(株)筑波研究所、(株)住化分析センター、住友化学工業(株)、積水化学工業(株)滋賀水口工場、 大正製薬(株)、大日本インキ化学工業(株)、太平洋セメント(株)、武田薬品工業(株)創薬研究本部、月島機械(株)研究所、(株)ツムラ研究開発本部、帝人(株)バイオラボラトリーズ、 テルモ(株)研究開発センター、(株)デンソー、東京ガス(株)、東京慈恵会医科大学大学院、東京大学薬学部、東京都健康安全研究センター、東京農業大学応用生物科学部、 東京理科大学理工学部、東ソー(株)、東邦化研(株)環境分析センター、東北大学工学部、東ソー分析センター、東洋インキ製造(株)RAC事業部、徳島県立農林水産総合技術センタ、 鳥取大学医学部附属病院、長岡技術科学大学、長崎大学医学部・歯学部附属病院、名古屋市立大学薬学部、名古屋大学医学部、新潟大学工学部、ニッカウヰスキー(株)、日産自動車(株)九州工場、 日本赤十字社血漿分画センター、日本たばこ産業(株)、バイエル薬品(株)、パイロットインキ(株)、萬有製薬(株)、久光製薬(株)宇都宮工場、広島大学医学部、ファイザ−製薬(株)、 福島県警察本部、フジッコ(株)、富士写真フイルム(株)、藤田保健衛生大学医学部、(株)富士薬品、(株)ブリヂストン黒磯工場、プリマハム(株)基礎研究所、(株)ブルボン、 ホクレン農業協同組合連合会、マルハ(株)、(株)三井化学分析センター、(株)ミツカングループ本社、三菱ウェルファーマ(株)、三菱重工業(株)、三菱マテリアル(株)、 (株)三菱化学ビーシーエル、宮崎県衛生環境研究所、宮城県警察本部、明治乳業(株)中央研究所、メルシャン(株)生産技術センター、森永乳業(株)分析センター、(株)ヤクルト本社中央研究所、 山口県環境保健研究センター、養命酒製造(株)中央研究所、横浜検疫所、横浜ゴム(株)、横浜市衛生研究所、横浜市食肉衛生検査所、横浜市立大学医学部、理化学研究所、 理研ビタミン(株)千葉工場、(株)リコー中央研究所、琉球大学医学部、ロート製薬(株)研究開発本部 他多数

SR-2DS/DWの用途について

1 抽出とは

混合物から目的とする物質をよく溶かす溶媒を用いて分離する方法を抽出といいます。

2 固液抽出

固体混合物から溶媒を用いて目的物質を抽出する方法を、固液抽出といいます。固液抽出は私たちの日常生活でも身近な抽出法であり、例えば紅茶をいれる、 コーヒー豆を挽いたものからコーヒーをいれる、という操作は固液抽出です。実験や検査では、後述の液液抽出や固相抽出の前段階として行なわれることもあります。

3 液液抽出

液体混合物から溶媒を用いて目的物質を抽出する方法を、液液抽出といいます。このとき、抽出される側の溶液と抽出する側の溶媒は、基本的には混じりあわない、水と油のような関係の液体を用 います。例えば、紅茶に溶け込んでいるカフェインは水には本来わずかしか溶けない物質ですが、クロロホルムという有機溶媒にはよく溶けます。水とクロロホルムはお互いにほとんど混じり合わ ないため、クロロホルムで紅茶からカフェインを抽出することができます。冷ました紅茶にクロロホルムを加えよく振り混ぜると、紅茶(水)側に溶けていたカフェインはより溶けやすいクロロホ ルム側に移ります。これを静置すると紅茶とクロロホルムは2層に分かれますので、クロロホルム層を分取すればカフェインを得ることができるのです。

3-1 液液抽出のポイント

  • 試料溶液と抽出用の溶媒は、お互いに混じり合わず容易に分離できること。
    (分離は、溶媒の組み合わせによってはpHや塩濃度により影響を受ける場合があります)
  • 抽出用の溶媒は、試料溶液の溶媒よりも目的物質をよく溶かすこと。
  • 抽出液は後で濃縮や乾固したい場合が多いので、溶媒は蒸発させやすいものを使うこと。

3-2 液液抽出の操作上のポイント

  • 試料溶液と抽出用の溶媒は、分液ロート(図を参照)に入れて激しく振り混ぜます。
  • 分液ロートは、手で振る場合は縦に振ります(横に振ると折りやすいため)。
  • 分液ロートを振とう機で振る場合、基本は縦ですが、横で振る場合もあります。
  • 分液ロート内は揮発した溶媒で高圧になりますので、時々、注意してガス抜きをします。
    (分液ロートの正しい扱いについては、各種の教科書を参考にしてください)

4 固相抽出

固相抽出法とは、試料溶液中から特定の目的物質のみを化学結合型シリカゲルや活性炭等の固定相(固相)に選択的にトラップすることで抽出する手法のことをいいます。 トラップした目的物質は、適切な溶媒で溶出します。液液抽出よりも処理時間などの面で優れていると言われますが、固定相が消耗品のためランニングコストがかかります。

5 抽出法の組み合わせ

例えば、食品の残留農薬検査では対象が固形物である場合が多いため、前処理が必要になります。まず、フードプロセッサー等で細かく破砕した食品を水とよく混合 (食品に水分が多い場合は水を加えない場 合もあるようです)して残渣を除き、試料溶液とします(固液抽出、試験管や遠沈管を使用)。続いてこの試料溶液にアセトニトリル等の溶媒を混合して液液抽出(分液ロートを使用)を 行なうか、そのまま固相抽出(固定相カラムに通す)にかけます。最終的に抽出液は窒素ガス吹き付けや遠心式濃縮機で必要に応じて濃縮し、GC/MSやLC/MSで残留農薬を分析します。

食品検査関連の用語集

アクリルアミド acrylamide

電気泳動ゲルの素材としても使用される化学物質であるが、炭水化物を多く含むイモ等を焼く、または揚げることにより、 アクリルアミドが生成されるという現象が近年になって報告された。 アクリルアミドは人体に有害とされているので検査方法等が確立されたが、当該食品を食べたからといって、ただちに健康被害があるという心配はないとされている (食物摂取における一般的なリスクと同様の考え)。

アレルゲン allergen

アレルギーのもととなる原因物質。食物では、卵・そば・小麦・牛乳・落花生がアレルゲン食物として有名。これらの食物に含まれる特定の成分がアレルゲンである。 これらが使用されている加工食品を、これらにアレルギーを持つひとがそうと知らずに食べると危険であるため、食品メーカーでは原材料の明記、アレルゲン食物を使用しないといった対策、 アレルゲン除去食品の開発、といったことを行なっている。 アレルゲン除去食品の生産ラインではアレルゲンのコンタミが懸念されるので、アレルゲン検査が行なわれる。検査手法はELISAおよびウェスタンブロット法が公定法として定められているが、 簡易法としてイムノクロマト法やPCR法も用いられている。

エマルジョン emulsion

水と油(混ざらないもの)を撹拌により懸濁した液体。水の中に細かい油の粒が浮遊している状態。身近な例としては、アイスクリームや化粧品がある。 エマルジョンを調製するには、強力な撹拌機や超音波破砕機を用いる。

遠心エバポレーター

遠心式濃縮機とも呼ばれる装置で、真空ポンプおよび低温トラップと組み合わせて溶媒や溶液の濃縮乾燥に使用される。 ロータリーエバポレーターはひとつの試料を大ボリュームで処理できるのに対し、遠心エバポレーターは複数の少ボリュームの試料を一度に処理できるという違いがある。 残留農薬試験などで、抽出液を分析にかけるまえに精製濃縮する際に用いられている(残留農薬試験の通知法では、溶媒の完全除去の方法としては、窒素気流を用いる方法が支持されている)。

QuEChERS(クイッチャーズ)法

「Quick早い、Easy簡単、Cheap安い、Effective効果的、Ruggedしっかりした、Safe安全な」という特長から名付けられた残留農薬多成分一斉分析法における、 固定相カラムを用いた固相抽出法のひとつ。固相抽出法は厚労省の通知法(公定法)ではないが、迅速簡便なため主流になりつつあると言われている。

残留農薬 pesticide residue

食物(穀類や野菜および果実)や加工食品中に残っている農薬。農薬を使って生産した農作物およびそれを加工した食品には農薬が残留しているが、当然、残留濃度には規制がある。 試験は、裁断した食品原料をフードプロセッサー等で細かく破砕してアセトニトリルに溶かして液液抽出(食物由来の水分とアセトニトリルがNaClを加えることで分離、 農薬が溶け込んでいるアセトニトリル層を回収)し、これを濃縮乾固と再溶解を数度行なって精製してから分析する方法が主流であるが、最近では固相抽出法も用いられている。

残留農薬の多成分一斉分析とポジティブリスト制度

これまで残留農薬はネガティブリストで規制されていた。ネガティブリストとは原則全て自由、残留してはいけない農薬だけをリストにしたものだが、 例えば海外で新規な農薬が使用されそれが残留した食品を輸入しようとしても差し止めることはできない。そこで、原則全て禁止、使えるものだけをリストにしたポジティブリストの 考え方に変わり2006年5月末より導入された。基本的にはいまの食品添加物規制の考え方と同じ。 ポジティブリスト制度では、残留基準(および暫定規準、以下同じ)の設定されている農薬については、その基準以内での作物への残留は認めている(基準を超えればその作物の流通は禁止)。 そして、それ以外の残留基準の設定されていない農薬の残留は禁止される。しかし、実際にはこのような残留まで一切禁止すると生産が成り立たなくなる恐れがあり、 また、輸入農産物の増加のなか、国内外で残留基準が設定されていない農薬が検出される可能性もある。そのため、残留基準が設定されていない農薬の残留については 「人の健康を損なうおそれのない量」(一律基準値)を設定し、それを超えた残留のある農産物の流通を全面的に禁止するという対応をとっている。 基準値及び残留基準値は、具体的には約800項目が設定され(絶対に残留してはならない農薬の「不検出リスト」7項目含む)、食品の種類ごとに200~400項目を一斉に分析するようである (検査機関では毎日のように分析が行なわれているが、項目が増えたことで負荷が急増している)。 分析は、GC/MS(ガスクロマトグラフィーと質量分析計を統合したもの)が基本で、一斉分析時に条件や性質上、どうしても対象から漏れてしまう農薬にはLC/MS (液体クロマトグラフィーと質量分析計を統合したもの)を別個に用いられている。

耐熱性好酸性菌

耐熱性好酸性菌(TAB)は本来土壌中にいる芽胞菌。収穫果実に付着し、搾汁前に洗浄等の前処理を実施しても完全に無くすことは不可能で、 芽胞菌であるため通常の熱処理では死滅することもない。果汁飲料の品質管理では要注意の雑菌である。これまで検査には様々な方法があったが、 感度、精度も違うために統一検査法が必要ということで、昨年(社)日本果汁協会により策定された。 なお統一法では4~7日の培養を経て判定することになっているが、判定結果を得るまでの日数を短くするために、LAMP法を用いた検査法を栄研化学とサッポロビールが共同開発し、 導入もされ始めている。

濁度と吸光度 turbidity and absorbance

濁度は、菌や粒子などに測定光が当たって散乱(乱反射)し、検出器にその散乱光が届く割合を見たもの。600~660nmの光を用いることが多い。 後述の吸光度とは異なるので、これといった波長はなく、だいたいそのあたりの波長を使えばよい。濁度と菌や粒子の量には一定の比例関係があることが習慣的に分かっているので、 後述の吸光度とそもそもの概念こそ異なるものの、実験的および装置測定的には同じように捉えられていることが多い。 ただし、各メーカーの分光光度計の装置特性は、“吸光度”を測るときよりも“濁度”を測るときのほうが出やすい。 一方、特定の波長の光を吸収する物質があるが、これにその波長の光を当てたときに吸収されずに透過した光(透過してきた距離を光路長という)を検出すると、これを透過率と呼ぶが、 透過率の逆数(吸光度)は物質の濃度および光路長に比例することが知られている(ランバート・ベールの法則)。ゆえに特定の波長に吸収のある物質の吸光度を測ると、濃度が分かるのである。

ビール増殖菌

生ビールは熱処理による殺菌工程を経ないために、ビール中で増殖する雑菌の迅速な検出・同定は品質管理上重要な意味を持つ。 下記同様、栄研化学とサッポロビールがLAMP法による検査法を共同開発した。